あなたは一般的なサラリーマンの40代だとします。
定年退職が65才として、残り20年近くはありますよね。
今まで、それなりにマジメに働いていれば、妻や子供を養うだけの給料があり、人によれば中間管理職かそれに近い役職には付いている人もいるハズです。
これまで結構頑張ったし、あとは8割ぐらいのチカラで適当に過ごそうかな~
なんて、思っているならば、残り15年程残っているサラリーマン人生を無駄にすることになります。
自分が考えるカッコイイ会社の去り方を考えて常に自分をアップデートしましょう。
目次
40代のサラリーマン人生はあと少ししかない。
あなたが大学を卒業して23歳で就職した現在40歳の男性とします。
サラリーマン歴は17年が過ぎたことになり、定年退職が65歳と仮定すると残りのサラリーマン人生は15年しかありません。
マラソンで例えるなら、半分が過ぎた折り返し地点に思えますが、実際はほとんど終了しています。
定年までのカウントダウン
定年まで | 自分の状況 |
42年 | 23歳:入社当時 |
39年 | 26歳:一人立ちできそうな経験値を習得 |
37年 | 28歳:初の役職 |
32年 | 33歳:企業戦士として一人前 |
27年 | 38歳:中間管理職になる |
25年 | 40歳:役職アップを狙う←イマココ |
15年 | 50歳:昇給ストップ |
10年 | 55歳:役職定年 |
5年 | 60歳:正社員終了 |
0年 | 65歳:定年 |
実は、昇給終了までのタイムリミットがあと10年しかありません。
もっというと、役職定年まであと15年しかないのです。そこから先は、今までの功績により人ごとに評価が分かれることになります。
努力して順調にキャリアアップしていた人は例外なく明るい未来が待っています。
しかし、キャリアがあまり上がっていないのであれば恐ろしいことに、もう巻き返しの期間は終了しています。
モチロン、あなたの会社の労働契約や就業規則にもよりますが、正直、逆転ホームランは難しいです。
マラソンは、35キロ地点が勝負所だといわれています。
では、サラリーマンに置き換えるとあなたの勝負所は一体どこにあったのでしょうか。
僕の経験では、33歳から38歳まで期間。1人前になったところから中間管理職になるまでの期間だったといえます。
よく、30代は働き盛りのアブラの乗った時期といいますがまさにその通り。
この期間を何も考えずに生産性のない仕事をしているようでは明るい未来を掴むことは難しいです。
人生は一度きりしかないゲームです。「どこでペースを上げるか」ここがキモです。
俺はまだまだ頑張れる!
いまさら、気合いをいれたところで、昇給ストップは55才、役職定年は55才であり、頑張るには少し遅いです。
実は
昇給ストップまであと10年。あなたのサラリーマン人生はあと少ししかないのです。
そもそも会社を辞める理由は多くない
会社を辞める理由って実はそんなに多くないです。
会社を辞める理由
満足のいく仕事内容ではなかった
労働条件がよくない
会社の将来性に不安を感じた
人間関係のトラブル
給料が安い
まぁ、大体はこんなもんでしょうか。
会社の辞め方をイメージする
会社を辞めることは簡単だが、この先の人生を乗り切るには働くしかない。
日本が資本主義社会ある以上、自分の食いブチは自分で作るしかないのも現実。
辞めた後もお金が入る仕組みを作らないといけないのですが選択肢は以下の3つぐらいしかないです。
会社を辞めた後の行動
転職する
起業する
不労所得で過ごす(投資の配当金など)
80歳まで生きるとすれば40歳で辞めたとしても残り40年以上あります。
この先に人生を考えると働くしかほかないのが現状ですね。
まずは、現状の自分の位置がどこにあるかを把握してください。
そして、日々の生活を惰性で過ごさず、紙に書き出し、年単位で計画を立てください。
自分の人生設計を明確にすれば答えもでてくるはずです。
会社を辞める理由がどんなものであっても、男らしいカッコよくやめる準備をしておくことが大事です。
会社にしがみつくのはやめて欲しい
会社はあなたに賃金を支払いますが、それ以上でもそれ以下でもありません。
あなたは、自分を替えのきかない自分だと自負しているでしょう。ハッキリいいますが、あなたの代わりなんていくらでもいます。
たとえ社長でも変わりなんて務まります。というより、替えがいない会社ならそんなところは危機意識の薄い会社であり辞めることをお勧めします。
会社にしがみつく悪影響
目的を持たずにダラダラ過ごしてしまう
思考停止人間になってしまう
会社は自分を守ってくれると思い込む
人は、ルーティンワークに安心感を覚えるという研究結果もあると聞きます。
サラリーマンは出社してルーティンワークをこなせば給料がもらえることに慣れすぎています。
ストレスを避け安心を得るような生活は今すぐ捨てたほうが良いです。何度もいいますが、会社はあなたを守ってはくれません。
ポイント
安全な環境でダラダラ過ごさずに常に上昇志向をもって生活することが大事です。
結論
男子たるもの、誰にも迷惑をかけずにキレイに散っていくぐらいの引き際が肝心です。
昔から「立つ鳥後を濁さず」と言います。あなたが100年生きるか、80年生きるかわかりませんが、そこから逆算した人生設計を考えてください。
出世に乗り遅れた人もあきらめないでください。
世間でいう、出世のレールに乗れなかっただけであり、自分自身のレールなんてものは、もとからありません。
会社や他人に左右されない40年以上の先を見越したライフプランを立てることで明るい未来が見えるはずです。