資産管理

【マイホームが欲しい必見】買う・借りるの最終結論

アシさん
やっちさん、持ち家と賃貸ってどっちがお得ですか?
考え方にもよるけど、マイホームは資産だと考えると失敗するよ。
やっち

 

「庭付き一戸建て」「テラスでバーベキュー」

マイホームには色々と夢がありますよね。

 

夢と現実は違います。

今回は失敗しないマイホーム購入のお話をします。

 

目次

 

持ち家を買う前に知っておくこと

 

40代にもなると、残りの人生を考えれば、マイホームを買う最終リミットです。

好みの間取り、家族が増えた場合の部屋の使い方など、考えるだけで希望に胸が膨らみますね。

 

しかし、待ってください!

本当に買ったほうがいいですか?

 

購入前に損しない考え方と購入方法を調べることが重要です。

そもそも、資金がなければ購入できません。

購入には、「貯金していた頭金を使うケース」「両親から贈与を受けるケース」など、資金調達はさまざまかと思います。

 

マイホームの資金調達方法

現金、預貯金

親からの贈与

親以外からの贈与

祖父母からの贈与

住宅ローン

 

 

僕もマイホームを買ったことがありますが、今は賃貸マンションに住んでいます。

 

持ち家と賃貸の両方住んだことがある経験と感想を踏まえてお話しますが、「住宅は賃貸の一択」です。

 

大事なので2度いいますが「住宅は賃貸の一択」です。

 

 

持ち家は負債であることを理解する

 

マイホームは資産ですか?

 

この質問のみなさんはどのように答えますか。

 

「モチロン資産でしょ」

「ローンを払い終えれば将来自分のものになるから資産です」

 

このように答えた人はお金の流れについて理解が必要です。

 

そもそも、マイホームは不動産なので、固定資産を買ったことになります。

買った不動産は購入直後に値が半分になります。しかも使えば使うほど価値が下がります。

 

そのうえ、ほとんどの人は長期のローンを組んでいるハズです。

ローンは負債だと認識している人が少ないです。

しかもローンは金利も返済しているため、取得してローンを払っている段階で利子を払わされています。

 

ポイント

不動産は資産ではなく、負債という認識を持ちましょう。

 

 

持ち家と賃貸住宅の比較

 

そもそも、総額の比較をしないと話しになりません。

 

持ち家のケース

4,000万円の新築マンションで頭金800万円を出して買う場合(金利3%、30年ローン)

3,200万円の住宅ローンを使うことになり、月々の返済額は13.5万円

入居後も管理費、修繕積立金、固定資産税など40年払うとしてざっと見積もると7,000万円以上となる。

 

賃貸住宅のケース

持ち家の13.5万円の家賃を40年借りたとして共益費、更新料をざっと計算しても7,000万円程度かかります。

 

 

結局、金額面ではどっこいどっこいですね。

 

 

しかし、重要なことは、持ち家の場合、ローンを払い終わったあとの資産価値は相当下がっていることです。

 

そう考えると、修繕費などを含めれば賃貸住宅に分があります。

 

ポイント

修繕費を省けば、持ち家と賃貸を金額面で比較した場合は金額面での差は少ない。

 

 

持ち家のメリットとデメリット

 

それでは持ち家のメリットとデメリットを考えましょう。

メリット

自由にリフォームができる

バリアフリー仕様で建てられる

社会的信用を得られる

住宅ローン支払者が死亡すれば支払いがなくなる

 

デメリット

多額の住宅購入費用が必要になる

簡単に住み替えができない

買い手がつかないことがある

 

 

賃貸住宅のメリットとデメリット

 

それでは、賃貸住宅のメリットってどんなのがありますか見てみましょう。

メリット

ローンがない

気軽に別の物件に引越しできる

隣人とのトラブルが起きても引越しできる

年収が減少しても家賃の安い物件に引っ越せる

 

デメリット

自由にリフォームできない

防音性が低い

家賃を払い続けなければならない

 

 

当たり前の話ですが、持ち家のデメリットが賃貸住宅のメリットです。

 

僕は持ち家のデメリットは自分の価値観と照らし合わせた結果、賃貸住宅を選んでいます。

 

 

アフターコロナの時代にマイホームは不要

 

新型コロナウイルス感染症が流行したことで、いままで当たり前だった、会社勤めの仕組みが大きく変わりました。

 

なかでもテレワークや時差出勤などは、少数の企業でしか行っていませんでした

内勤であろうと、外回りの営業マンであろうと、等しく、テレワークによる働きやすさを実感したと思います。

 

アフターコロナの時代でも、テレワークの導入は加速します。

無理して都会に住む必要もなく、地方で暮らすことも当たり前の時代がいずれやってきます。

 

価格の安い地方の賃貸住宅に住むことが選択肢の一つに入ってきます。

売りたくなったときに売れないマイホームは損しか生み出しません。

 

「がんばって買ったマイホーム」「明るい家族計画」

 

一生この場所で暮らすと決めたとしても、家族の環境や仕事の都合で手放すことも出てきます。

 

そんなときに、価値が落ちずに売却できますか?

 

売却額でローンの残額が払えるなら御の字。

最終的にマイナスになるなんてバカバカしいです。

 

結局、価値がないから売れないなんて、こんなはずじゃなかったと嘆いてからでは遅いです。

 

購入する前に、20年後も価値が下がらずに売却できるか考えてください。

 

ポイント

テレワークが当たり前になると無理して都会に住まなくても田舎の賃貸で十分。

 

 

結論

 

 

「借りるか・買うか」であれば、「借りる」の一択です。

 

 

「買うか・借りるか」で悩む必要はありません。

 

しかし、自分のイメージ通りの外観や間取りに住みたい人は持ち家を買うほかありません。

結局のところ、自分が何を妥協できるかです。

 

 

大人になって、結婚して、子供を作って、マイホームを買う。

みんなが普通に行っていることなので自分も同じようにする。

 

そのような感覚をやめて本当に購入していいのか、もう一度踏みとどまってください。

 

「持ち家は資産」だと安易に考えない認識を持てるかどうかなのです。

 

負債を背負ってまで好きな家に住みたい人は、もちろん、楽しい人生が過ごせるし、明るいマイホームライフを楽しめるのでしょう。

 

まとめると

買うか借りるかは「借りる」の一択

住まいにこだわりがある人は持ち家を選択

同じ場所に永久にいるとは限らない。

買う借りるのメリットデメリットを見極める

将来の日本は田舎移住が脚光を浴びる

 

 

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