


あなたは職務経歴書を書いたことがありますか。
答えは、あなたが新卒組か転職組かで答えが変わるかと思います。
職務経歴書は履歴書に添付することが多いため、新卒の採用には使うことはありません。
そのため、使うのは、転職したことがある人。もしくは転職を試みた人が書いたことがあるはずです。
しかし、職務経歴書は転職の有無に関わらず定期的に書くことをオススメします。
その理由についてご紹介します。
目次
自分の市場価値を見える化する
理由はどうあれ、あなたは転職を考えたことがありますか?
「仕事を辞めたい!」と思った理由ランキング
1位:給与や福利厚生が良くない
2位:職場の人間関係が良くない
3位:休日や残業時間などの待遇が良くない
4位:仕事内容にやりがいを感じない
5位:会社に安定性、将来性がない
6位:仕事を正当に評価してもらえない
7位:経営理念や社風が合わない
7位:職場環境が悪い
9位:希望の勤務地でない
引用:転職マイナビ
理由は様々ですが、何らかの不満があって一度は考えたことがありますね。
新入社員は就職が初めてため職務経歴書は書いたことがないですが、転職をした人なら履歴書や職務経歴書を書いた経験があると思います。
職務経歴書は、転職する際に採用の参考にするために必須といえる資料です。
しかし、僕は転職に関わらず定期的に職務経歴書を書くことを部下にすすめています。
理由は、
自分の今のキャリアがどの程度のものか視覚的に確認できるからです。
書いたことがある人であればわかると思います。
職務経歴書は真剣に書くと結構疲れます。
それは、自分のセールスポイントを客観的に評価するため、改めて自分のキャリアを振り替えてて自分のウリとしてかけるからなのです。
概要でもいいのである程度かける人はまだいいのですが、スラスラと内容が出てこない場合は要注意です。
つまり、
自分のウリを人に説明できない。
ということなのです。
40代の履歴書が中身の薄いものだと笑われる
僕は40代になった今でも転職は考えますし、若い頃は今以上に転職を考えていました。
転職するために最初に行うことは転職サイトに登録することです。
転職サイトに登録しようと思い、登録をどんどん勧めていくと、履歴書や職務経歴書を書くページに移動します。
転職を軽く考えている人は、この登録作業で、結構面倒だなぁって思い挫折する人がが多いです。
転職サイトに登録しない理由
本気で転職を考えていない
登録が面倒
個人情報を書きたくない
履歴書・職務経歴書の作成が面倒
職務経歴書の作成が面倒だという理由もあります。
しかし、特に書くべき内容が見当たらない。
なんてことになっていませんか。
職務経歴書が書けない理由
言われるがママ受動的に仕事をしていた
書くほどの実績がない
採用される内容が書けない
職務経歴書は自分のキャリアと向き合う場面です。
誇れるキャリアの内容を書ける人がいれば、大した内容を書けない人もいます。
そのときに初めて、自分がこの会社で何も結果が残せていなかったことに気づくのです。
職務経歴書は定期的に見直すことが必要
職務経歴書は自分のキャリアの歴史そのものです。
何年も同じプロフィールでは自分自身がまったく成長してないことになります。
自分がそのことを自覚するにも定期的に書き換えることはとても大事なことです。
書くというのは、自分の頭の中を整理するのに結構役に立ちます。
とりあえず、1行しかかけなくても構いません。
少なければ、これから貢献すればいいし、多ければ、もっと高い目標を持てばいいのです。
一度作ったものを定期的に読み返して、書き加えることで自分のキャリアが上がったことを実感できるはずです。
ポイント
使用用途は転職用の職務経歴書でもいい。成し遂げた業績、任された役割、習得した技術など、内容はともかく、一旦書きましょう。
自分が面接官なら自分自身を採用できますか
職務経歴書が完成したら、まっさらな気持ちになって客観的に読んでください。
客観的に読むというより、自分が面接官で自分を採用する気持ちで読んでください。
自分自身を採用したいと思いましたか?
僕は「正直採用しない」と感じました。
僕が書いたキャリアを持った人間が30代前半の人間なら採用します。
しかし40代なら採用しない。と感じました。
理由は、40代に求めるキャリアにしては薄っぺらい。と思ったのです。
私が思う以上に必要だと思ったからです。
私は、ここで初めて自分の求めるもともの、自分に何が足りないのかはっきりと理解しました。
何が必要かを知るために職務職務経歴書を書いているので、書いていてよかったと本当に思いました。
ポイント
まずは、1行でもいいから職務経歴書を書いてください。定期的に書き加えることで自分がバージョンアップできたことになります。
結論
自分で書いた職務経歴書を見て「コイツを採用したい!」と思えないようでは、あなたは転職に値する人間ではありません。
40代男性が、キャリアが薄っぺらくて笑われないようにするためにすることは職務経歴書を書き定期的に更新することです。
キャリア作りというのは一朝一夕に獲得できるものではありません。
毎日努力して、着実に成果をだしながら、価値ある人材に自分を仕立てていくことが大事です。
達成すれば、今の会社でも閑職に追い込まれることにならないですし、本当に転職するときに必要な人材になっているはずです。
ポイント
転職に関わらず職務経歴書を書く
客観的にキャリアの確認ができる
定期的に内容を更新する意識を持つ